先日、BOSSブランドのマルチエフェクター
「ME-70」が生産完了という話題をお伝えしましたが、やはり単なる生産終了ではなく、ME-70に続く新型マルチエフェクターが市場投入される模様です。
BOSS公式サイトへの掲載はまだ確認していませんが、早くも楽器店でこの新型マルチエフェクターの予約受付が開始しているようです。

BOSS / ME-80 《予約注文/1月25日発売予定》
BOSS ME-70に続く期待の新型、BOSS ME-80です。(写真はサンプルになります)
ME-70最大の特徴であった、エフェクターを横に並べたような作り、エフェクト毎にまとめられたコントロールノブを多数配置した「直感的コントロール」は引き継がれた形になっています。
一番の違いは、ME-70が4ペダルスイッチだったのに対し、ME-80では前後二段、計8つのペダルになった事です。

BOSS / ME-80 《予約注文/1月25日発売予定》
下段左から、コンプレッサー、オーバードライブ/ディストーション、モジュレーション、ディレイ。
上段左から、プリアンプ、イコライザー、リバーブ、マニュアルスイッチとなっており、これらはもちろん、エフェクトパッチを呼び出すモードでパッチ切り替えスイッチとして使用することも出来ます。
ペダルスイッチが増えた事で、上段左二つのスイッチがバンクセレクトとしても使え、素早いパッチ選択/パッチチェンジに対応出来るようになっているようです。

BOSS / ME-80 《予約注文/1月25日発売予定》
背面を見ると、Guitarインプット、アンプアウトプット(ステレオ対応)、RECアウト(ヘッドフォン出力兼用)、AUXインプットと並び、今回新たにUSB接続端子が搭載されています。
このUSB端子は、専用ソフトウェアBOSS TONE STUDIOを利用してのパッチダウンロード等に使用するものだと思われますが、ダイレクトレコーディングに対応しているかどうかの情報はまだ出ていません。
この辺りに関しては、今後の続報を待ちたいと思います。
36ユーザーエリア+36プリセット、最大38秒までのルーパー機能といった部分はME-70同様ですが、今回新たに加えられたエフェクトもあるそうなので、其の辺りも気になります。
直感的コントロールという設計思想を受け継ぎ産み出されたME-80。
個人的な感想としては、二段に配置されたペダルがちょっと気にかかりました。
私個人の経験上で話をさせて頂くと、ストンプペダルを踏み込む動作をする場合、床やエフェクターボードの枠などにかかとが着いた状態での踏み込み動作が一番楽で安定するものだと思っています。
しかし、今度の新作ME-80では上下二段のペダル配置になっているので、上段ペダルを踏む際にはどうしてもかかとが浮いた状態で踏み込む必要があるように見えます。
上段ペダルは下段ペダルと逆の角度が付いているようですが、踏み間違えが起きない様な工夫が成されているのでしょうか?
実際に操作してみた訳ではありませんので不明な部分ですが、この辺りを考慮されているかどうかが少し気になりました。
この点だけを見ると、ペダル一段が横に並んだ形の旧製品ME-70の方がより実戦的に見えてしまうのは私だけでしょうか?

ともあれ、期待の新型BOSS ME-80は、2014年1月25日発売予定だそうです。

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