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気になるギタリスト110

 今回の気になるギタリストは、80年代の英国ロックバンドの中でも最も重要な存在とされる「The Smiths」のギタリスト、「ジョニー・マー」です。


Call The Comet




 僅か5年ほどの短い活動期間ながら、後のオルタナティヴロックなどに多大な影響を与えたバンド「The Smiths」。

 その中心人物としても活躍したのがジョニー・マーです。


 バンドにおいてはフロントマンであるボーカリスト「モリッシー」の名のほうが有名ではあると思いますが、後にジョニー・マーがバンド脱退を決めた事がThe Smiths自体の解散を招いたという事実からも実はジョニー・マーこそがバンドの中心人物であったと考える方が妥当なのだと思われます。


ザ・クイーン・イズ・デッド




 彼のギターは、まさにブリティッシュロックギタリストと言ったスタイルで、愛用のFender ジャガーを低く構え、カッティングやアルペジオを主体とするプレイです。

 もちろん、エフェクティブなサウンドメイクもお得意。

 言うなれば特別目立つタイプのギタリストではありませんが、それにも彼のこだわりがあり、”ギタリストはあくまで伴奏者”というポリシーを持っていたからだと言われています。


 しかし、このギターではなく楽曲主体というプレイスタイルこそが、後の多くのミュージシャンに影響を与えた大きなポイントでもあると思われます。


Raise The Pressure




 The Smiths脱退後の彼は、「The Pretenders」や「The The」といったイギリスの人気バンドに参加。

 89年には「New Order」の「バーナード・サムナー」とのスーパーユニット「Electronic」を結成し、アルバムを残すなど意欲的な音楽活動を続けて行きました。


Ignore the Ignorant




 2008年には、イギリス出身の3兄弟バンド「The Cribs」に加入。

 世代の違う、しかも3兄弟の中に飛び込んでいくという、彼の音楽を追い求める姿には驚かされたものです。


Playland




 その後、ソロ活動に専念するためバンドを脱退した彼は、2010年代に3枚のソロアルバムを発表。


 The Smithsのギタリストとしてデビューしてからおよそ40年。

 いつの時代も洒落ていて心地の良いブリティッシュロックを聞かせ続けてくれています。



 これ程後世に影響を与えた伝説のバンドThe Smithsとジョニー・マー。

 数十年を経た今、再結成はないのか?とも考えられる所ですが、残念ながら1996年に金銭的な権利を巡る問題から、メンバー間で裁判沙汰が起きてしまっています。

 その為、現在でもThe Smiths再結成は絶望的だと言えるでしょう。


 しかし、皮肉なものでジョニー・マー自身がThe Smithsを捨てる決断をした事で、彼のその後の多岐にわたる活躍の場が生まれたとも言えます。

 もし、The Smithsが解散していなかったら?再結成出来たならば?

 そう考えてみるのも一興ですが、今のジョニー・マーの姿を見る限り、これで良かったのではないかと個人的にはそう思います。
 

ザ・ベスト~サウンド・オブ・ザ・スミス~



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