1970年代に生産されていた、名機GIBSONレスポールモデルの産みの親、レス・ポール氏愛用のGibson Les Paul Recording。
今回、レス・ポール氏愛用モデルに近い仕様のGibson Les Paul Recordingが限定再生産される事となりました。

Gibson / Les Paul Recording Natural
この、Les Paul Recording何よりの特徴は、通常のエレキギター出力であるハイインピーダンス出力に加え、直接ミキサー等に接続出来る様、ローインピーダンス出力にも対応している点です。

Gibson / Les Paul Recording Natural
Les Paul Recordingには、リッケンバッカーブランドのRick-O-Soundを思わせる二つのアウトプットジャックが搭載されています。
Rick-O-Soundでは、前後それぞれのピックアップの出力でしたが、Les Paul Recordingの場合は、一方がハイインピーダンス出力、もう一方がローインピーダンス出力となっています。
双方の出力を同時に接続する事も可能で、その際発生するグラウンドノイズを低減する為のGROUND LIFTスイッチも搭載されています。
それ以外のミニスイッチは、ピックアップ毎のタップ・フェイズをコントロールするスイッチとなっています。
3Wayトグルスイッチによる前後ピックアップセレクトと合わせて、多彩な音色表現が可能なシステムになっています。

Gibson / Les Paul Recording Natural
今回生産されるモデルには”Bigsby B-7 vibrato”トレモロシステムが搭載。
カーブドトップマホガニーボディにマホガニーセットネック。
チューニングギアはグローバーを採用。
五弦・六弦は20フレット、それ以外は21フレットというハイフレット部の繊細な加工も特徴的です。
現在でも、稀にビンテージ品のLes Paul Recordingを見かける事もありますが、状態の良い物は少なくそれでいて高価という状態でした。
Les Paul Recordingを長年探していたという愛好家の方には、今回のこの限定再生産は嬉しいニュースであろうと思います。

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