エフェクターブランドDOD。
BOSSなどに並んで、オヤジ世代には馴染み深い、アメリカのエフェクターブランドです。
昔のDOD製品はと言うと、無骨な筐体にエグイボディカラー。
一部の機種のコントロールノブがTONEやDRIVEではなく、CREAMだのIMAGEコントロールだったりして、何をどうコントロールしているのかさっぱり判らない様な製品も有名でした。
奇抜なのはコントロールノブの名称だけには留まらず、一体何処で使うんだ?という様な奇妙奇天烈な強烈エフェクトをラインナップに加え、他のエフェクターブランドとは一味違う魅力を持ったブランドでした。
2000年代に入るまで、有名なギターブランドを持つ株式会社FERNANDESがDOD製品の国内代理店を勤めて居た様で、当時のFERNANDESカタログにDOD製品を見る事が出来ます。

【中古】DOD ディーオーディー / FX-69B
一部の熱狂的ファンを獲得したDODエフェクターですが、あまりに奇抜な路線に走りすぎたせいか(?)次第に衰退。
市場で見かける事が少なくなって行きました。
現在、DODブランドの製品は、Digitechブランドより少ない機種が細々と発売されていたり、其の設計や仕様が一部Digitech製品に受け継がれ販売されています。

DigiTech / GRUNGE Heavy Grind Distortion
そんな歴史あるエフェクターブランドDODですが、この度、DODを代表する名品2機種が新たに発売される事となりました。

DOD / 250 NEW 2014 Overdrive Preamp

DOD / 201 NEW 2014 Phasor
※ 説明文には2014とありますが、どちらの製品も公式サイトによると2013年モデルという事らしいです。
rebone to be wild.とキャッチコピーのついた両製品。
新製品と言っても、どちらも今だ愛用者の多い名品の復刻版という形でしょうか?
DOD250 Overdrive Preampは、
イングヴェイ・マルムスティーンが愛用していた事でも知られる名品ですね。
両製品とも、過去度々、忘れた頃に再発されていたモデルでもあります。
しかし今回、新たに変更された点が幾つか有るようで、どちらも煌びやかなメタリックフレークカラーに一新。
既存のモデルには無かったLEDを搭載。視認性の高い青色を採用。
トゥルーバイパス仕様。
旧来製品の電源供給はピンジャックで他のエフェクターとの互換性に問題があったのですが、これを一般的な9Vパワーサプライジャックが使えるように変更されています。
より現代的になって返って来たという感じですね。
しかし、新型が発表されたとは言え、旧来製品もまだまだ市場には残っている様です。
LEDが無い、電源がミニジャックという不便な点はありますが、アウトレット価格で放出している楽器点も多く、価格的に見るとお買い得なのではないかな?と感じます。

DOD / 250 Overdrive Preamp

石橋楽器店
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