有名アンプやキャビネットのモデリングを搭載したエフェクターで定評のあるDigitechブランドから、また新たな機種が発売されました。

DigiTech / Element XP
Digitech ElementとDigitech Element XPです。
XPの方は、Digitech Elementにエクスプレッションペダルがビルトインされ、ペダルに対応したエフェクトが追加されているモデルです。
52のエフェクト(12のアンプモデル、9種のキャビネットモデルを含む)を搭載したマルチエフェクターで、更にペダル付きのXPモデルの方には、Dunlop Cry BabyやDigiTech Whammyなどのペダル対応エフェクトが追加されます。
この価格で本家DigiTechのWhammyまで付いてくるというのはお得に感じます。
アンプモデルには、Mesa BoogieやMarshall、Matchlessなど、実在有名アンプモデルが名を連ねています。
200プリセット(ファクトリーセット100・ユーザーエリア100)
20トーンバンク。20エフェクトバンク。
45のドラムパターン機能。チューナー機能搭載。
どちらのモデルも、背面の接続端子類は非常にシンプル。

DigiTech / Element XP
INPUT,AUX IN,OUTPUT,Phone,9VDCINが設定されています。
OUTPUTはモノ/ステレオ両対応。
USB端子は設定されていませんので、最近流行の直接パソコンと接続出来るリンク機能は持ち合わせておらず、純粋なギターマルチエフェクターという位置付けになるかと思います。
今までのDigitechマルチエフェクターですと、RP55というUSB端子なしのマルチエフェクターがありましたが、今回の新作は、RP55の新型という事になるのかもしれません。

旧モデルRP55と比較してみると、RP55は42種のエフェクト(11のアンプモデル、4種のキャビネットモデル)ですので、音色バリエーションとしては、やはり新型の方がパワーアップされています。
旧モデル、新モデル共に、チューナー機能表示を兼ねたインジケーターが配置されていますが、新型Element方がより見やすく改良されているように思います。
グラフィカルなアイコン表示が追加された事により、エフェクトの稼動状況がより分かり易くなったのは良い改良点ですね。
RP55がプラ製フットスイッチだったのに対し、新型Elementではフットスイッチがメタルスイッチ化された事も、高級感・信頼性共に向上しているように感じます。
他にも、新型Elementでは、操作性の良さそうなボリュームスイッチが追加されていたり、コントロールスイッチ/インジケーターパネル部分が掘り込まれた様な形状(フットスイッチより低い位置)に配置されていて、不意の誤操作を防ぐ様になっている点など、より使い易さを追求したような設計に好感が持てます。
こうした、新型が出る度に思うことですが、お手ごろ価格でどんどん良い物が出てきますね。
あれが良いかこれが良いかと悩んでいる間に、次々新作が発売されてしまうなんて言う気がしないでもないですが、ギター愛好家にとっては嬉しい悩みと言えるのかもしれません。

ZOOM ズーム / G1Xon Guitar Multi-Effects Processor

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