中国ブランド「
Mooer」の発売する、複数のアルゴリズムを内蔵した2ストンプスイッチ搭載型ペダル
”X2”シリーズに新型2機種が追加。
豊富なアンプモデルを搭載した”デジタルプリアンプ”ペダルとIRローダー機能を持った”キャビネットシミュレイター”ペダルが発売になりました。

まずは、28種類ものアンプモデルと3種のキャビネットモデルを内蔵したデジタルプリアンプシミュレイター。
Mooer 「PREAMP MODEL X2」。
A/B、二つのチャンネルにセッティングを保存可能。
搭載されるアンプモデルはFender 「65 Twin Reverb」やMarshall 「Plexi 100」、FriedmanにENGL、Mesa BoogieにEVHと各社有名機種がClean、Overdrive/Distortion別に全28種内蔵。
さらにこのアンプモデルはMooerの専用アプリにより更なるアンプモデルのダウンロードにも対応しています。
3種内蔵されたキャビネットシミュレイター部分についても然り。
外部IRデータをロードして使用する事も可能になっております。
工場出荷状態でかなりのボリュームある内容のペダルですが、拡張性においても優れた製品であると思います。

続いて新作2機種目は、IRローダー機能を持ったデジタルキャビネットシミュレイター。
Mooer 「CAB X2」。
ステレオ仕様の本機は、2048サンプルポイントのIRデータ対応。
基本仕様として11種のキャビネットシミュレイターファイルを収録。
Fender 「65 Deluxe reverb 112 cabinet」やVOX 「AC30 212 cabinet」などなど、有名どころのデータを取り揃えており、Ampeg 「svt 810E 810 cabinet」等のベース用キャビネットデータも内蔵しています。
本機もまたA/B、2チャンネルのセッティング保存が可能で、入出力共にステレオ対応。
ステレオミニジャックのPhone端子も装備しています。
サードパーティー製のIRデータ使用やファイル管理などが行える専用エディタが用意されています。
少し前までは、少々高級なイメージだったIRファイル対応機種もどんどん身近なものになっていく現在。
手の届きやすい価格のこうした品が次々と発売されていく状況に近年の飛躍的な技術的進歩を感じます。
やがては低価格なマルチエフェクターなどでも、IR対応になっていくのでしょうか。


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