本日は新年早々お送りする不定期記事「おっさんの戯言」。
今回またAmazonさんで気になったグッズネタでございます。

皆様ご存じのヘッドフォンアンプ、VOX 「
amPlug」が登場して以来、こうしたギターのアウトプットに直接差し込んで使用するタイプのヘッドフォンアンプ製品が数多く販売される様になりましたが、当然そんなブームに乗った中国製格安ヘッドフォンアンプが、今やそれこそ数えきれない程の数、登場しております。

Amazonさんではお馴染みのある程度名の知れた中国ブランドから、まったく聞いたことの無いブランドまで。
多くの機種、価格帯の品が販売されております。
当然、こうした製品は”ヘッドフォン”を接続し、利用するタイプの製品なのですが、中には飛んでもない力業なプラグインアンプも登場しております。

それがこちら。JOYO 「JA-01」。
amPlugタイプのヘッドフォンアンプもリリースしている「JOYO」ですが、こちらの品はやけに武骨。
それもそのはず、本体部分に2wスピーカーを内蔵し、プラグインタイプでありながら内蔵スピーカーからの音声出力も可能としたモデルであります。

軽量、コンパクトを謳っておりますが、スピーカーを内蔵している以上どう見ても大柄。
駆動には、エフェクターと同じく9V角型バッテリーを使用しているので、その収納スペースを確保するためにもこのサイズとなってしまったのでしょう。
9V駆動ということで、外部電源入力も備えていますが、プラグインアンプでありながら外部から電源を取るというのも如何なものか。
有名ブランドJOYOの品という事で真剣に開発したものだと思われますが、存在自体がユニークな品になってしまっていると思います。
ある意味、おもしろグッズです。
小型スピーカー内蔵ならば、プラグインタイプにこだわる必要も無いのではないか。
自然に考えるならばやはりそれが妥当な訳でございまして、それではと最近目についた非プラグインタイプのミニアンプはと言いますとこちら。

似たような製品が多くの中国業者から取り扱われているので、ブランド名も良くわからない品ではありますが「LH-380」というのが製品モデル名の様です。

9V乾電池駆動で”Tone”、”Volume”完備。”Drive”モード付。
3w出力とされているものや、1.3w出力と表記されているものなど、はっきりとした仕様も良くわからないこの品ですが、何よりの売りは頑丈なメタル製筐体という部分にあるようです。
ここまでおもちゃの様な品で、メタル筐体だからなんだという話もございますが、スピーカー内蔵プラグインアンプよりは、扱い易い品物かもしれません。
今の若い方には意味不明な例えかもしれませんが、まるでハクキンカイロの様な見た目がおっさんには可愛らしく見えます。

おもちゃの様で可愛らしいというとこんな製品もありました。
一瞬、プラグインタイプにみえますが、こちらは通常のスピーカー内蔵非プラグインアンプ。
一昔前の廉価なポータブルラジオを思わせるミニアンプ製品です。
なりは小さくとも3w出力、ディストーションモード装備。
”Volume”、”Tone”に加え、ディストーションレベルコントロールも備えています。
こちらも9V乾電池駆動で、外部電源入力にも対応。
ヘッドフォンも使えます。
無論、amPlugシリーズなどの様に音質の高さをも売りにする製品とは思えぬ品々ではありますが、可愛らしいギターアクセサリーとしては意外と優秀なのではないかと思います。
ギターに触れる時間をさらに楽しいものにしてくれそうなミニアンプ。
割り切って使う分には、それぞれがなかなか面白い製品なのではないかと思います。
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