日々の練習用として手に入れた
IKEBE Jungle Guitars IJG250。
早いもので、このギターが我が家に来てから五ヶ月が経とうとしております。
もちろんその間、練習のお供として日夜大活躍をしてくれていた訳ですが、そろそろあちらこちらのフレットに傷みが目立ち始めました。
日ごろ、耐久性を重視してELIXIRのコーティング弦を使用していますが、弦交換する時間を惜しんで、もう少しもう少しと交換をケチってしまったのもフレットに悪影響だったのは言うまでもありません。
即座に手入れをしなければならない程の大ダメージではありませんが、早めにお手入れをしてやれば、作業も簡単な物で済みます。
そこで、軽くフレット
すりあわせ作業をする事にしました。

先ずは下準備、ネックをフラットな状態に調整し、ささっとマスキング。そして、フレットの頭をマジックでマーキング。
マジックのマーキングを頼りに、フレットをヤスリで研磨。
酷い段減りも無かったので軽い研磨で済み、直ぐに終了。
次に、フレットファイルを使ってフレットの頭を一本一本丸めていく作業ですが、これがなかなか時間と手間を要します。
素手でヤスリがけをしようものならば、直ぐに指にマメが出来てしまったりするのですが、実は今回、優秀なアイテムがあります。

ま、単なる手袋なんですが、それにしてもなんと立派な作業用手袋でしょう。
実はこれ、数ヶ月前に妻がコンビニエンスストアのくじで当ててきた代物です。
セブンイレブンで○○円お買い物をするとくじが引け、お店で売っている製品がもらえたりするという例のキャンペーンです。
作業用手袋を引き当てた妻は、レジの女性と大笑いしたそうですが。
いやー、セブンイレブン。色んな商品を扱っているものですね。
妻にとっては笑える当選品でしたが、私にとっては実用的な大当たりの品です。
よく見かける軍手よりも作業し易く、手指もしっかりガードしてくれるので大変重宝しております。

手袋のお陰もあって、フレットファイルでの作業も順調に進み、紙やすりでの仕上げも完了。
最後にコンパウンドでフレットを磨き上げ、無事にメンテナンスは終了。

あとこのIJG250、少し前にブリッジの駒を交換しました。
元々はこの駒、私所有の
Bill Laurence TRIGGER-Ⅱに付いていた物です。
なので、相当年季の入ったブリッジサドルですが、音質云々言うよりも、ブリッジに手を置いた時の感触が慣れた物の方が良いと思って交換したまでです。
とは言うものの、実際に交換してみると、随分音質は変わるものです。
初めは、あれ?ちゃんと脚が付いていないか?なんて取り付け不備が疑われる程の音質変化を感じました。
特に三弦辺りの鳴りがガラッと変わりました。
まあこれも、派手に歪ませてしまえば分からなくなる程度の違いですけれども。

綺麗に磨き上げた後、弦を張り、一通りチェックしておしまい。
毎度ながら、フレットの手入れをした後のギターの弾きごごちというものは、とても気持ちが良いものです。
少々面倒な行程も、これを味わいたいが為に丁寧にやろうと思えます。
これでまたしばらく、練習のお供として大活躍してくれることでしょう。
最後に、私が言うのもなんなのですが、フレットを痛めない(長持ちさせる)為にも、弦の交換はなるべくこまめに。
フレット研磨の際、最終仕上げ(磨き)は丁寧にするのが大切です。

エレキギター 初心者セット SELVA / SST-100

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