ギター練習に役に立ちそうな練習フレーズ121回目。
今回は、運指練習としても、右手ピッキング動作の安定を図る練習としても、左右の動きの連携を図るという観点からも大変優秀な練習フレーズです。

何時もの様に、内容はごく単純。
とにかくこれを丁寧に根気よく繰り返すだけの練習です。
メタル好きの方であれば、すぐにピンと来るであろうこのフレーズ。
実は以前もう少し長い物を練習フレーズとしてご紹介していたのですが、著作権的に問題がありそうだという事で、公開を取りやめていた内容です。
従いまして今回は、そのもっと短いバージョンです。
見たところ、難易度低めと思われるかもしれませんが、開放弦を鳴らした後に人差し指の押弦からまた開放弦と、安定的なピッキングとさらに左右の手の連携が要求されるという、弾きこなすにはなかなか難しい内容であります。
そこからさらに、今度は薬指と人差し指のコンビネーションへと移行して行きますので、簡単な様でも初めはなかなか頭が混乱するものだと思います。
内容は単純でも、押弦と弦から指を離すタイミングなど、簡単な様でも基礎的な動きがしっかり出来ていないと繰り返し演奏するのは難しい。
裏を返せば、ギターを弾く上で必要な基礎的な動きを鍛えるのに非常に適したフレーズであると思います。
なんだ、こんなの簡単だ。と思った方でも、実際に演奏してみると(ミドルテンポですら)意外と弾けないのではないかと思います。
慣れてきたら、例によってテンポアップして練習してみるのも良いでしょう。
こんな基礎的な動きも実は出来ないものなんだと教えてくれる、優秀な練習フレーズだと思います。
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