アメリカブランド「
JHS Pedals」から、伝説的なヴィンテージファズの(サウンド)レプリカ3機種と消耗した電池による電圧低下を再現する”VOLTAGE SAG UTILITY”ペダルが発売になりました。

JHS Pedals / Plugin 1967 BOSS TONE REPLICA
発売されたレプリカは、1967年製、革新的なプラグインタイプファズJordan 「Bosstone」。

JHS Pedals / Mary-K 1969 KAY FUZZ TONE REPLICA
1969年製、伝説の国内ブランド「Shin-ei」とも繋がりのあるKay 「Fuzz Tone」。
そして、1973年製、有名アーティストご用達のアメリカブランドsearmoonの「fresh fuzz」の3機種。
そのどれもが、今や伝説的なファズペダルの再現となっておりますが、今回特に気になったのは電圧調整ペダルの方であります。

JHS Pedals / Volture 9V VOLTAGE SAG UTILITY
クラシカルな設計のファズペダルに対し、あえて劣化した9V電池を使用するトリックは、ファズ愛好家の方の間では有名な話ではありますが、その管理はなかなか手間のかかるものでした。
しかしこの「Volture 9V VOLTAGE SAG UTILITY」さえあれば、いとも簡単。
一般的な9V電源を入力して、あとはノブを調整するだけ。
何時でも好みのペダル動作を引き出せてしまうという製品であります。

JHS Pedals / Volture 9V VOLTAGE SAG UTILITY
本機は電圧を制御するペダルですので、通常信号のINPUTやOUTPUTは搭載されていません。
あるのは、電源入力と出力のみです。
今や、高機能なパワーサプライなどにこうした電圧調整機能などが備わっている場合もありますが、コンパクトなペダル一つで用が足りると言うのが魅力的です。
一つ問題があるとすれば、クラシックファズの中には電池駆動でしか動作出来ない製品も存在するという事でしょうか。
センターマイナス9Vが使えるペダルであれば、大変役に立ってくれる製品になると思います。

JHS Pedals / Berkeley 1973 FRESH FUZZ REPLICA

楽器総合小売店の石橋楽器!
- 関連記事
-
スポンサーサイト