MXRより、新作のコンパクトエフェクターが発売になりました。
今回発売された2機種は、どちらも伝説の名エフェクターを再現したモデル。
一つ目は、先日の
UNIVIBE復活という記事でもちょこっと触れた、クローンUNIVIBE。

MXR / M68 Uni Vibe
MXR製Univibeの国内販売がスタートしたようです。
以前、MXRブランドからJimi Hendrix 70th Anniversaryシリーズとして「JHM3 Uni-Vibe」というエフェクターが限定発売されましたが、今回のM68 Uni Vibeは、その限定モデルを元に作られた定番商品。
LEVEL,DEPTH,SPEEDと分かり易い3コントロールノブに、コーラスとビブラートを切り替える為のスイッチが配備されています。
本家とも言える、KORGブランドの新型UNIVIBE「Nuvibe」に比べると、随分と簡略化されたものに感じてしまいますが、手軽にUnivibeサウンドを導入するのには良い製品であると思います。
ACアダプター、9V電池両対応製品です。
もう一つの新作は、これもまたヴィンテージエフェクト、往年の名品を再現したストンプペダル。

MXR / EP-101 ECHOPLEX プリアンプ
ECHOPLEXプリアンプです。
ECHOと言う様に、元々はテープエコーとして開発されたECHOPLEX。1960年代よりマーケットエレクトロニクスという会社で作られていた製品です。
初代ECHOPLEXは真空管搭載型。70年代にはソリッドステート化されたECHOPLEXが発売されていました。
ECHOPLEXは、テープエコー(物理的なディレイユニット)として優秀であった事はもちろんなのですが、ECHOPLEXを通す事で得られるマイルドな音色が当時のギタリストの目に止まり、プリアンプ/ブースターとして活用されていたのが有名な製品です。
ジミー・ペイジや
ブライアン・メイ、
エドワード・ヴァン・ヘイレンなどもその愛用者として知られています。
そんな歴史ある名品のエッセンスを小さな筐体に凝縮したのが、MXR ECHOPLEXプリアンプという訳です。
本来のECHOPLEXは、実験器具やちょっと古い医療機器に見えるような馬鹿でかい代物。
それが、これ程コンパクトになり、足元に置ける時代が来るとは、誰が予想出来たでしょう。
ちなみに、MXR ECHOPLEXに搭載されているコントロールノブ。
ECHOPLEXⅢ型、ソリッドステートタイプのEP-3のものを再現しているそうです。
細かい所まで、好きな方向けへのちょっとした拘り。MXRブランドが有名ブランドであり続ける所以を感じます。

MXR / EVH90SE エディ・ヴァン・ヘイレン 【EVH 35th Anniversaryモデル】【世界各1500台限定】

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