ギター練習に役に立ちそうな練習フレーズ4回目。
今回は、フレーズ?と言えるものなのか微妙なのですがこちら。

へヴィーメタルなんかでよく使われる、俗に言う「マシンガンピッキング」です。
やり方は至ってシンプル。ブリッジミュートをかけた状態で、六弦開放をオルタネイトピッキングするだけです。
テンポは120位~200以上までお好みで。
徐々にスピードを上げていけるようチャレンジ。
「・・・・いや、へヴィーメタルとかやらないから・・・・」
いやいや、ちょっと待ってください!
実際に使うかどうかは別として、右手の練習/ピッキングの練習にもってこいなんですよ!
このマシンガンピッキング、著名なギタリストのやり方にも個性がありますよね?
1)ピッキングの基本、手首の回転運動によるピッキング。
2)肘を支点としてのピッキング。
3)1と2、両方を織り交ぜたようなタイプ。
4)親指の屈伸のみでオルタネイトピッキングをする手法(チッキンピッキング)
ブリッジミュートを伴わないのでちょっと違いますが、エドワード・ヴァン・ヘイレンの手首を浮かせたハミングバードピッキングなどもあります。
個性的なピッキング法や亜種も含めれば、マシンガンピッキングと言えども多様なアプローチがあると言えると思います。
このフレーズを練習する際にまず意識すべきなのが、
「自分がどの様なピッキングをしているか」
です。
なかには低音弦のマシンガンピッキングと、高音弦のマシンガンピッキングで違うピッキングをしている方もいらっしゃるかもしれません。実際、過去の私がそうでした。
演奏する内容によって、臨機応変にピッキング手法を使い分けるなんていうのは一つの理想かもしれませんが、多様なピッキングをマスターしてくにはそれ相応の修練と時間が必要になるのは当然です。
ピッキング自体、大変奥の深いものだと思いますので、私の様な者がこうすべきだなどとは決して言えないのですが、ギター演奏において使用頻度の高い基本的な手法「手首の回転運動によるピッキング」を鍛える事が一つの上達への近道なのではないかなと考えています。
ピッキング研究の為にも、右手の鍛錬にも役立つマシンガンピッキング。
日々の練習メニューに取り入れてみてはいかがでしょうか?


- 関連記事
-
スポンサーサイト