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Fender STRATOCASTERの変遷

 今年、生誕60周年を迎えたエレキギターの名モデル、Fender STRATOCASTER。

Fender USA 《フェンダーUSA》 60th Anniversary Commemorative Stratocaster (2-Color Sunburst)




 Fender USA、Fender MEXICO、Squier各ブランドから、60th Anniversaryモデルが発売になると言う事でも話題になっています。

 たとえ、エレキギターを弾いた事が無い方でも一度は見たことのあるであろう其の姿。

 エレキギターの象徴と言っても過言ではないSTRATOCASTERモデルですが、60年もの長い歴史を歩む中、細かな仕様変更やモデファイが行われてきたのは皆さんご存知の事でしょう。

 そこで、簡単ではありますが、STRATOCASTERの変遷なんていうものを振り返ってみようと思います。

 ちょっとしたマメ知識として蓄えておけば、ショップに並ぶヴィンテージストラトを眺める際にもより楽しめるようになると思います。


 先ずは、もっとも分かり易い部分、ヘッド回りから。




Fender Japan / ST54 VSP


 産まれた当初のストラトキャスターは、メイプル1ピースネック。

 ネック背面よりトラスロッドを仕込み、それをウォルナット材で塞ぐという構造。

 トラスロッドの調整は、ネックエンド側で行う方式で、トラスロッドのアンカー部分であるヘッドにもヘッド・プラグと呼ばれる埋め木が見られます。

 ヘッドの大きさ自体もスマートな小さめ。スモールヘッドなどとも呼ばれます。

 ヘッドに燦然と輝くFenderロゴは、細い華奢なフォント。1960年代半ばまで続いた、スパゲティロゴと言われるタイプです。





Fender Japan / ST71 ASH


 対して、CBS社に買収された時期に登場したラージヘッド。

 トラスロッドの調整がヘッド側で可能となり、ブレッド(弾丸)と言われるトラスロッドナットがヘッド側に配置される事になります。

 Fenderロゴは、1960年代後半からのモダンロゴ。

 黒字に金縁取り、しっかりとしたフォントになっています。

 これ以外にも、しっかりしたフォントで金文字、黒縁取りのトランジションロゴと呼ばれるものもあります。1960年代の製品に見られるものです。

 後、目立った差としては、テンションピンの違いがあげられます。

 1954年から1956年までのモデルでは、丸型のテンションピン。

 その後、羽根型に変更され、1970年代には1弦2弦・3弦4弦と羽根型が二つ装備される様になりました。


 チューニングペグも時代と共に変化して行った部分です。

 誕生から1960年代後半までは、クルーソン製のペグを搭載。丸いつまみが特徴的です。

 構造自体に変化は無いものの、初期はKLUSONロゴなし、後に「KLUSON DELUXE」とロゴが入るようになり、60年代半ばから後半の製品には、「KLUSON DELUXE」の文字が上下二段に分かれ刻印されるようになります。


 1960年代後半になると、シャーラー製のチューニングペグが採用されます。

 つまみの形状が角ばったものになり、”F”のロゴが刻印されています。




Fender USA / 2012 New American Standard Stratocaster


 現行製品では、”Fender”と刻印されたチューニングペグなども登場しています。


 次に、ネック接合・ネックプレート部分。

 Fender方式と言ってしまって良いくらいお得意のデタッチャブル接合ですが、初期の物は基本的な四角いプレートによるボルト四点止め。

 しばらく時代が下るとこのネックプレートにシリアルナンバーが刻印されるようになります。

 更にそこへ”F”の意匠が刻印されるようになって行きます。




Fender Japan / 72Stratocaster ST72

 
 大きく変化したのは、やはり1970年代。

 ”F”の刻印された三角プレートの三点止めへと変更され、ネック仕込み角の微調整が出来るネックティルト機構が組み込まれました。

 やがて三点止めのネックプレートからシリアルナンバーが消え、ヘッド部分のデカール表記となります。

 現在では、チューニングペグ同様”Fender”と刻印されたネックプレートも登場しています。


 最後にマテリアル等。

 ボディ材は、時代によって変わるものの、基本的にアッシュかアルダー。

 極初期は、アッシュであったものが、アルダー材に代わっていきました。

 1970年代からは、どちらも使われるようになって行った様です。




Fender Japan / ST57


 ストラトキャスターの顔とも言える、印象的なピックガードにも変更があります。

 初期は、白1プライのボルト8点止め。

 やがて、3プライ、ボルト11点止めへと変化して行きます。

 一時期セルロイド製ピックガードが採用された事もありましたが、基本的に硬質塩化ビニール製です。


 他にも、1960年辺りの短い期間のローズウッド指板に採用された、マニア垂涎のスラブボード(平面接着・分厚い指板材)など、細かい仕様を上げればキリが無いといえるほど、様々な点で変化をしています。

 こうして見ると、一見同じようなストラトキャスターと言えども、多種なバリエーションがあるという見方が出来るかと思います。

 これらの経緯を踏まえて、ヴィンテージストラトを眺めてみると、また違った魅力に気がつくかもしれません。

 ヴィンテージストラト以外でも、本家Fender USAは元より、Fender JAPANから○○年モデルストラトキャスターといった製品も販売されています。(○年モデルといってもペグはGroverだったりもしますが)

 細かい仕様の違いを見て、お気に入りの一本を見つけるのも良いですし、またヴィンテージの仕様に近づける様モデファイしてみても楽しいかと思います。


 Fender STRATOCASTER、60年の歴史。

 その変遷を思い浮かべながら、楽器店に並ぶストラトキャスターを眺めているだけでも楽しいものであります。




Squier by Fender / 60Th Anniversary Classic Vibe 50s Stratocaster




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