2010年に発足した、日本のエフェクターブランド「One Control」。
高品位なエフェクトペダルや小型パワーサプライ、ループ/スイッチャー製品などが話題となっているブランドです。
そんな「One Control」ブランドより、新作ディストーションペダルが発売されることになりました。

One Control / Anodized Brown Distortion 《予約注文 5月末入荷予定》
Anodized Brown Distortionと名付けられたこのペダルは「ディストーションペダルの常識を打ち破り、新たな定義を打ち立てるべく作られた」ものであると謳われています。
「One Control」の製品らしく、シンプルかつ高級感のある外観。
コンパクトにまとめられつつも、電池駆動出来なければならないとの拘りから、しっかり9V乾電池による駆動可能という設計。
もちろん、外部電源にも対応しており、6V~18Vの電圧で駆動可能です。

One Control / Anodized Brown Distortion 《予約注文 5月末入荷予定》
One Controlブランド曰く、「100Wの真空管スタックアンプを開発するなら簡単に達成出来うるであろう」と。
しかし、それを小型ペダルで実現してこそ意味があるものだと開発されたそうです。
ディストーションペダルに求められる十分なゲイン。サスティンやコンプレッション。更には幅広い表現に対応する柔軟性。豊かなダイナミックレンジを確保しつつ、ピッキングニュアンスも犠牲にしない。
多くのディストーションペダルが求めるこれらの理想を、「Anodized Brown Distortion」は達成していると豪語します。
ピックアップも選ばず、アンプも選ばない。全く新しいディストーションペダルであると解説しています。
今までも評価の高い製品をリリースしてきた「One Control」がそのブランド名を傷つけるような製品を投入してくるとは考えにくいですから、これは大変な自信作であるという証なのかもしれません。
すでに発売されているOne Contorlのブースターペダル、「Granith Grey Booster」がそうであったように、今回の「Anodized Brown Distortion」もビヨン・ユール氏設計だそうです。
ビヨン・ユール氏といえば、現在超プレミア化しているエフェクトペダルブランド「Bjfe」の創設者であり、Mad Professorブランド製品の回路設計でも知られる有名なエフェクター・ビルダーです。
世界的に有名なビルダー設計で、国内メーカーの自信作。
これは、さぞ高級な製品かと思いきや、\14,000程度の価格になる見込み。
発売は五月末になるとの事です。
否が応でもにも注目せざるを得ない新作エフェクトペダルであると思います。

One Control / Granith Grey Booster

石橋楽器店
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