今年、創立120周年を迎えた伝統メーカーGIBSON。
2014年モデルのラインナップとして新型が発表されていたものの、実際にはなかなかお目見えしなかったFirebird 2014年モデルが店頭に並び始めております。

Gibson / Firebird 2014
リバースボディ、スルーネック、ミニハムバッカーと伝統的なファイヤーバードの姿でリリースされた2014年モデル。
他のGibson2014年モデル同様に、12フレットに120th Anniversaryのインレイが入っています。
ボディ材は、マホガニー。ネック材はマホガニーとウォルナット材の混合。

Gibson / Firebird 2014
この少々特殊な構造であるファイヤーバードモデルは、ボディ裏から見た姿がやたらとカッコ良いと感じてしまうのは私だけでしょうか。

Gibson / Firebird 2014
さて、他の仕様面ですが、Epiphoneブランドから発売されているファイヤーバードモデル然り、最近リリースされるファイヤーバードモデルでは定番ともなってきた感じの、
Steinbergerギアレスチューナーをこの2014年モデルでも採用しています。
シングルサイデットのリバースヘッドに、ギアレスチューナーの組み合わせ。
すっきりしたデザインが醸し出す未来的なルックス。
やはり、ダブルサイデットのヘッドよりも、シングルサイドヘッドの方がギアレスチューナーはマッチするような気がします。
以前のモデル、Gibson Firebird V 2010と比較してみると、2ボリューム、2トーン、3wayトグルスイッチというコントロール系に変更はありません。

Gibson / Firebird V 2010
一番の違い/変更点としては、新型2014年モデルではアウトプットジャックがボディサイドへと移動されている事です。
コントロールノブの隣、ボディ表面にアウトプットジャックがある形に見慣れていただけに、この変更には少々びっくりしました。

Gibson / Firebird V 2010
前作、Gibson Firebird V 2010でも、Steinbergerギアレスチューナーを採用している点も同じ。
その内、通常ペグスタイルのファイヤーバードモデルの方が珍しく思われる日が来るのかもしれません。
2014年モデルとしてリリースされた中で唯一の変形ギターと言えるファイヤーバードモデル。
標準的なファイヤーバードそのままの姿で、レスポールやSG等の新作2014年モデルに負けず劣らずの現代的イメージのモデルであるという事なのでしょうか。
数々の名モデルを抱えるGibsonブランド。売れるモデルラインナップを考えるのもさぞ大変な事でしょう。
そんなことを考えつつも、次はどんなモデル、どんな仕様をぶつけてくるのかと勝手に期待し、楽しみにしている私が居ます。

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