新作ラッシュ続くElectro-harmonixから、これまた注目のエフェクターの登場です。

【正規輸入品】electro-harmonix / B9 Organ Machine
Electro-harmonix B9 Organ Machineは、オルガンマシーンの名前そのままに、エレキギターのサウンドをオルガンサウンドに変えてしまうエフェクターです。
エレキギターのフレットボードを押さえ、弦を弾く。見慣れたエレキギターを演奏するそんな姿。
しかし、一度B9 Organ Machineを通してしまえば、発音されるのはリアルなオルガンサウンド。
エレキギターを演奏している姿と音色のミスマッチに、少々頭が混乱をきたしてしまう様な感覚を覚えます。
エレキギターでありながら、エレキギターとは思えない音色に変えてしまうエフェクター自体は珍しいものではありません。

エレキギターの音色をオルガンの音色に変えてしまうエフェクトと限って見ても、アメリカのエフェクターブランド「EARTHQUAKER DEVICES」から発売されている「Organizer」などが既にありますし、Electro-harmonixブランドから発売されている「POG2」でもオルガンサウンド的な音色が発音可能です。

electro-harmonix /POG 2 ポリフォニック オクターブ ジェネレーター
しかし、今回発売のB9 Organ Machineの凄い所は、60年代からの伝説的なオルガンサウンドをシミュレートした製品である所です。

そんな伝説的なサウンドプリセットを9つ搭載し、コントロールノブによって詳細にアタックやモジュレーション度合を調整可能。
エレキギターを使ってオルガンライクなサウンドを得るのではなく、完全なオルガンサウンドに変えてしまう機器と言う見かたが出来るかと思います。
しかしながら、ドライ信号とエフェクト信号のミックスバランスも調整出来ますので、エレキギターサウンドとオルガンサウンドのミックスという使い方も可能です。
更に驚くべきは、音色変換の速さ、発音信号への追従性。
ギターシンセサイザーという言葉を耳にする様になってから随分と経ちますが、今はこんなレベルの音色変換が可能になっているのですね。
技術進歩の速さや大きさを目の当たりに出来る製品と言う感じがします。
エレキギターサウンドを愛してやまない方に言わせれば「オルガンの音が欲しければシンセサイザーを使えば良いじゃないか」なんて声が聞こえて来そうな製品でありますが、 B9 Organ Machineの真価はエレキギターを弾いているのにオルガンサウンドを得られるという点であると思います。
キーボーディストが居ない筈のバンドで、突如オルガンサウンドが響いてきたら。
それがギタリストによってもたらされているものだと気づいたら。
それだけで、見て居る者は興奮や感動してしまうのではないでしょうか?
エレキギター音とミックスさせて使う方法も面白そうですが、ステージパフォーマンスで特に力を発揮するような非常にユニークなエフェクターであると思います。

electro-harmonix / Micro Synth XO ギター シンセサイザー

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