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50代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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おもしろグッズ27

 今回のおもしろグッズは、エレキギターのヘッドに装着するだけで、音質やサスティン性能を変化させてしまうという魔法の様なアイテム、Fender USA「Fat Finger」です。




Fender USA / Fatfinger Guitar


 元々は真空管製品で有名な「GROOVE TUBE」というブランドから発売されていた製品。

 「GROOVE TUBE」ブランドがFender傘下に入った現在、Fender USAブランドより発売されるようになりました。

 とはいっても、製品仕様に変化は無く「GROOVE TUBE」時代の製品に入っていた「Fat Finger」ロゴが「Fender」ロゴに改められただけです。


 さて、実際の使い方ですが、ギターのヘッド部分に本体のねじ式クランプ利用して挟み込むだけ。




Fender USA / Fatfinger Guitar


 「Fat Finger」を装着した状態のギターでは、トーンが変わったりサスティンが増すと言った変化がみられる事となります。

 そんな風に言われても、こんな金属部品を装着しただけで何故?と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。


 ギターの生鳴りというものを考えてみましょう。

 シールドも繋がず、アンプも通さない状態とお考えください。

 張られた弦をピックで弾くというのがギターを鳴らすという作業になる訳ですが、この時振動する弦のエネルギーは空気抵抗や重力その他の影響を受けながら減衰して行きます。

 同時に、ナットやブリッジ等、弦がギターに触れる部分を通して、ボディやネックといったエレキギター本体や他の部品含めて振動が伝わっていく事になります。

 ネック鳴りが良いとかボディ鳴りが良いと表現される”鳴りが良い”なんていうのもこうした振動の伝わり加減を表している訳です。

 ナットとブリッジの間に弦が張られ振動する。仮にこの時、ナットとブリッジがエレキギターではなく、巨大な岩に取り付けられていたとします。するとどうなるか?

 弦振動はナットとブリッジから巨大な岩へと伝えられようとしますが、硬くて重い、比重が大きい巨大な岩に対しては、エレキギターのボディ程上手い具合に振動は伝わらないと考えられます。

 上手く伝わる事が出来ない弦振動エネルギーは、弦の部分に残る事となり、より長い時間弦を振動させる力となります。

 空気抵抗やギター弦自体の強度その他、エネルギーが失われていく原因はいくつもありますので、永遠に振動し続けるという事は不可能ですが、エレキギター全体を振動させるよりははるかに長い時間、弦は震える事になります。

 つまりは、弦振動エネルギーのロスを減らしてやればサスティンは伸びるという事です。

 エレキギターで考えるならば、硬い素材や比重の大きい重い素材をボディやネックに使えば、サスティンは増すことになりますし、構造上の剛性を上げる事でも変化が生まれる事にもなります。

 当然、そうした剛性の違いや、比重・重さの違いは振動の伝わり方、鳴りの変化としてトーンにも影響を及ぼします。
 
 セットネック構造とデタッチャブル構造によって生み出される特性の違いや、硬く比重の大きいローズウッドをボディやネックに採用した、Fender Rosewood Telecasterが独特なサスティン/トーン特性を持っているのもこうした理由からだと考えられます。


 「Fat Finger」に話を戻しましょう。




Fender USA / Fatfinger Bass


 ギター用、ベース用と2種類の製品が発売されている「Fat Finger」。

 ギター用は95g、ベース用は少し大きく105gです。

 「Fat Finger」は、ヘッド部分の重量を増し、ネック(ボディ)の振動をある程度抑え、サスティンを増すと言った考え方の製品です。それにより同時にトーンにも変化を及ぼします。

 ギター用、ベース用と分かれていますが、重量・ウェイト製品でありますので、どちらもギターにもベースにも使用出来ます。


 以前、当ブログでもちょっと触れた事のある、Freedom Custom Guitar Research製のデタッチャブルジョイントギター用の分厚いネックプレート「Tone Shift Plate」。

FREEDOM Tone Shift Plate SP-JP-03 ブラス 3mm Chrome トーンシフトプレート トーンシフトプレート クローム 3mm fs04gm




 これも、剛性を上げる事で弦振動のロスを抑え、サスティン・トーンに変化を与えるパーツとして、同じような方向性を持った製品だと言えます。


 どちらの製品も、自分のギターにあった/好みにあったセットアップをする必要がありますが、Fat Fingerであればギター用ベース用の大きさの違う製品、Tone Shift Plateであれば、厚みの違う製品を選択出来るので色々試してみる楽しみがあります。

 もちろん、サスティンの部分はまだしも、トーンの変化の部分は派手に歪ませるような場合にはそこまで大きな変化を感じられるという訳には行かないでしょう。

 生鳴りを大切に考えていたり、クリーントーンでの音質に拘りのある方には、実に面白いカスタムアイテムであると思います。

 インナーシャブロックやナットやサドル等、細かい部品交換に比べ、手軽に導入出来るのもFat Fingerの大きな魅力です。


 決して眉唾物ではないFender USA「Fat Finger」。

 ギターの構造を知り尽くしたエンジニアのアイディアが産み出した、拘りのカスタムパーツであると思います。




Callaham Guitars / Tremolo Block Pre-CBS & Reissue




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