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50代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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ジョン・レノンご愛用モデルJ-160E【Gibson】

 非業の死を遂げてから30余年。今も尚、世界中に熱狂的なファンを持つ伝説のバンド「The Beatles」のリーダー、John Lennon。

 彼の愛用した数々のギターは、その伝説の一部として語り継がれ、ジョン・レノン愛用モデルとして現代にも息づいています。

 そんな彼愛用の一本が、限定生産で復活しています。




Gibson / J-160E


 Gibson USA、モンタナ工場で製造された一本。「J-160E」エレクトリックアコースティックギターです。

 1954年に誕生したこのモデル。

 ジョン・レノン、ジョージ・ハリスンが愛用し、有名になったモデルです。

 「The Beatles」初期のアルバムで聞こえるアコースティックギターは、この「J-160E」モデルによるものだと言われております。

 普通のエレクトリックアコースティックギターにも見えますが、よく観察してみれば色々とおかしな所のある機種です。

 エレキギターに見慣れて居る方には違和感が感じられないかもしれませんが、このタイプのギターには珍しいボディ上にボリュームとトーンが配置されている「J-160E」。





Gibson / J-160E


 それもそのはず、「J-160E」は一般的なピエゾ方式のピックアップではなく、ネックエンドにマグネティックピックアップ(P-90系シングルコイル)が搭載されているという珍しいモデルなのです。

 構造的には当然アコースティックギターですので、生音で使用したり、外部マイクで音を拾えばアコースティック的な音色を奏でる本モデルですが、ピックアップがエレキギター同様のマグネティックピックアップという事で、アンプを通せばエレキギター的なサウンドを奏でるという何とも不思議な機種であります。

 一種独特で特殊な機種である「J-160E」。しかし特殊であるからこそジョン・レノンに愛用されるギターとなり得たのかもしれません。


 トップ材には、ハウリング防止目的のシトカ・スプルース合板が採用されています。

 特殊な設計故の工夫が感じられる材選定です。

 ボディサイド/バックやネック材には、ホンジュラスマホガニーを採用。 

 指板は、ローズウッド。ブリッジ部にはインディアンローズウッドが採用されています。




Gibson / J-160E


 フレットはジャンボ。

 ネックのセルバインディングがフレットエンドに被さる”nibs”処理が施されており、高級な作り込みを感じさせてくれる部分と言えます。


 Gibson USA渾身の復刻版「J-160E」は、65本限定生産だそうです。

 「The Beatles」ファン垂涎の名モデルです。


 ついでに、この「J-160E」モデル、Epiphoneブランド版も発売されています。




Epiphone / John Lennon EJ-160E


 こちらは、思い切り製品名にJohn Lennonと入ったJ-160Eモデル。

 Epiphone John Lennon EJ-160Eです。

 但しEpiphoneブランド版は若干仕様が異なり、ボディ材、ネック材等は本物同様マホガニー材ですが、トップ材はスプルース単坂。

 ピックアップもシングルコイルでは無く、P-100系のスタックダブルコイル(ハムバッカー)ピックアップとなっております。

 対ハウリング性能の高いダブルコイルピックアップを採用する事で、トップ材を合板にする必要がなくなったと考えるのが妥当でしょうか。

 J-160Eをより現代的にアレンジしたモデルと言えるのかもしれません。

 また、この変わった機種を手軽に体感出来る価格という事で、Epiphoneブランド版J-160Eモデルは面白い存在であると思います。







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