ギターにまつわるちょっと面白いグッズのご紹介。
皆さんご存知のとおり、エレキギターという楽器は実にシンプル作りの楽器。
レオ・フェンダーがブロードキャスターを発表したのが1950年。それから60年以上経った今でも、構造は殆ど変化していません。
そんなシンプルな楽器が奏でる音を変化させる為に、アンプリファイアが研究され、エフェクターが開発され、アイディア溢れるギター奏法が産まれました。
今やデジタルシュミュレーションのエフェクターも登場したわけですが、新しいものといわれると近年あまり見かけることは無く、出尽くしてしまった感じさえします。
かつてのトーキングモジュレーターの様な馬鹿馬鹿しい(失礼)インパクト溢れるエフェクターにはあまりお目にかかれません。
そこで今回は、エレキギターにちょっと面白い音色変化を与えるグッズのご紹介。
Heet Sound 「E-BOW」

Heet Sound / Plus E-BOW サスティナー
ぱっと見、どうやって使うのか見当も付かないこのE-BOW。
バイオリン等の弦楽器を弾く際に使われる弓がありますよね?E-BOW(Electronic bow)電子の弓の名の通り、エレキギター用の弓ともいえるデバイスなんです。
電源を入れると本体から光線が発せられ、その光線をギターの弦に当てる事によって音を鳴らします。
ピッキングをする代わりに、振動電流作用により音を出す仕組みです。
ピックを使用しないわけですから、アタック感の少ない穏やかな音色が得られます。
エレキギターにはヴァイオリン奏法ってものも有るじゃないかとお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
ところが、E-BOWは光線を当てれば音が鳴る仕組み。つまり、光線を当て続けていれば、半永久的に音が鳴り続けると言う事なのです。
なんとも面白い独創的なエフェクター?と言いますかデバイスだと思います。
しかし、使用方法が光線を当てるという特殊な使い方のせいもあってか、なかなか使いこなすのにはコツがいるなんて話も聞きます。いまいち有名にはなっていない感じが拭えないE-BOW。
とは言え、有名アーティストが使用していた事もありますし、使い方は奏者のアイディア次第と言ったところでしょうか。
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