安価なオーディオインターフェイスは幾らでもあるが、安価な製品では機能面で不満が残る。
だからと言って高機能な製品となると、今度は扱いが大変。
そんな、贅沢な悩みを解消してくれる”高機能”で”扱い易い”オーディオインターフェイスがTASCAMより発売されています。

TASCAM / US-2x2 USBオーディオ/MIDIインターフェース
TASCAM US-2×2は、2IN・2OUT仕様のUSBオーディオ/MIDIインターフェイスです。
サンプリング周波数44.1k/48k/88.2k/96k Hz、16/24bit。
XLR/TRSフォーンコンボジャック採用で、マイクや楽器入力に対応。
スラントマウントされた筐体がデスクトップでの扱い易さをイメージさせてくれる新型です。

TASCAM / US-2x2 USBオーディオ/MIDIインターフェース
見た目や機能面を見てみると、機能的な今時のオーディオインターフェイスと言った印象ですが、何よりこの新型が売りとするのは、その扱い易さであります。
昨年、ZOOM社から超高速通信可能な
Thunderbolt規格対応機器が発売になりましたが、このTASCAM US-2×2はUSB2.0規格を採用。
最先端技術ではなく、安定性や汎用性と言った点を重視した形です。
新開発のUSBドライバーにより、低レイテンシー且つインストール・導入のし易さを追求し、しっかり主要DAWソフトウェアとの動作検証済み。
WindowsおよびMacintosh両対応で、バンドルソフトウェアとして「SONAR X3 LE」と「Live 9 Lite」の二種類のDAWソフトウェアが付属します。
接続や設定の面倒を極力排除し、シンプルながら充実の機能。
DAWソフトウェアも付属してきますので、簡単にパソコンを使った宅録や作曲と言った作業が可能になります。

TASCAM / US-2x2 USBオーディオ/MIDIインターフェース
本体背面には、標準MIDIフォーマットに対応したMIDI IN/OUTも備えられていますので、MIDIキーボードをそのまま接続して使う等、各種MIDI機器との連携も可能になっています。
USBバスパワー駆動可能(PCと接続時)というのも使い勝手が良く嬉しい機能です。
ダイナミックマイクからコンデンサーマイクまで、高音質で録音可能なUltra-HDDAマイクプリアンプを搭載。
最大24bit/96kHzフォーマットのハイレゾ録音に対応。
高機能且つ扱い易さを追求した、新スタンダードと言った印象のオーディオインターフェイスです。
今回同時に、4IN/4OUT仕様のUS-4x4というモデルも発売されました。
主要な部分は同スペックですが、US-4x4の場合、入力端子がコンボジャックではなく、XLRとTRSそれぞれ別個となっております。
US-4x4には、ACアダプター付属が付属し、USBバスパワー駆動には対応していない等の差があります。
充実した機能ながらDAW入門者にも優しい設計。
道具は使い易くなくては意味がない。
そんな原点に立ち戻った様な新型であると感じます。

TASCAM / US-4x4 USBオーディオ/MIDIインターフェース

石橋楽器店
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