気になるギタリスト48回目。
アイルランド出身で世界的に有名なバンドと言えば、そう「U2」。

1970年代後半、ニューウェーブの新生と目された時代から頭角を現し、世界の名だたる音楽賞を受賞しながら現在も活躍を続ける世界的人気を誇るバンドです。
今回の気になるギタリストは、そんな「U2」のメンバー。
では、フロントマン「ボノ」?、ギタリスト「ジ・エッジ」?
すみません。またもやベーシストなのです。
バンド結成以来、不動のオリジナルメンバーで活動してきた「U2」。
当然、U2不動のベーシストとして活躍を続けて来た「アダム・クレイトン」その人です。
何故バンドの顔「ボノ」でもなければ、ギタリスト「ジ・エッジ」ではなく「アダム・クレイトン」なのか。
もちろんギタリスト「ジ・エッジ」のセンス溢れるギターワークも大好きなのですが、ベーシスト「アダム・クレイトン」のベースギターを弾いている姿がとにかく格好良いのです。
・・・また格好の話かと思われてしまうでしょうが、U2を見る時必ず「アダム・クレイトン」の姿に目が行ってしまいます。
彼の諸動作や立ち振る舞いには、どこかロックを感じさせる何かがあるのです。

パンク・ニューウェーブの時代からロックし続けて来た彼は現在54歳。
髪も白くなり見た目はジェントルマンになった今でも、ロック小僧がそのまま歳を経たような雰囲気を漂わせています。
そんな彼が一度ベースギターを手にしステージにあがれば・・・格好良くない訳がないのです。
ロックスター的な自由奔放な逸話が絶えなかった彼も今では大分大人になったらしいのですが、ロックし続けて来た彼の人生は伊達では無い。そして、その結果が今現在の彼の格好良い姿に繋がっているのでしょう。
まさに”永遠のロック少年”。「アダム・クレイトン」のステージを見る度に良くそんな言葉を思い浮かべます。
長年現役でありながら、目立ったソロ活動があまりないと言えるU2のメンバーですが、テレビのテーマソングや映画音楽などの場面で活躍をしております。
「アダム・クレイトン」もU2のドラマー「ラリー・マレン・ジュニア」と共に、1996年公開のトム・クルーズ主演映画「ミッション:インポッシブル」のテーマソングアレンジを手掛けたりしています。

劇中使用されたアレンジ以外のミックスも非常に格好良い、良作だと思います。
最近でも、最新アルバム「Songs of Innocence」をiTunesユーザー向けに無料配信する等、話題に事欠かないU2。
Apple社のCMに映し出されたU2、そして特に「アダム・クレイトン」はやっぱり格好良かったです。
長きにわたり輝き続けるU2、そしてベーシスト「アダム・クレイトン」。
何時も期待を裏切らない格好良さ。
何時までもロックであり続けるその姿をもっと見せて欲しいと思わせてくれるお方です。

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