最近では、iPad等のモバイル機器が音楽機材として活用される場面が増えて来ました。
アメリカの音楽機材メーカー「PreSonus」から登場したオーディオインターフェイス「AudioBox」シリーズもこうしたiPadを活用出来るよう工夫された製品です。

PreSonus / AudioBox iOne
USB 2.0バスパワー駆動のPreSonus AudioBox。
シンプルで扱い易そうなこちらは、マイク入力1系統、インストゥルメント入力1系統を装備したAudioBox iOne。
24Bit 96kHz対応。
推奨環境・OSはWindows7・8/Mac OS X 10.7.5以降に対応。
Intel Core Duoプロセッサー(Intel Core i3以上推奨)4GB以上のRAM(8GB以上推奨)。

PreSonus / AudioBox iOne
小型軽量である本機。
そのモビリティ性能を示す様に、ケンジントンキーロックが配備されている背面。
こちらも至ってシンプル。ステレオアウトプットにUSB2.0端子。
そして本機の売りであるDVICE / MFi端子があるのみです。
最近では様々な活用が進むMFi(Made For iPhone/iPad/iPod)接続。
もちろん本機の場合、ここへ接続される機器はiPadです。
iPad用に用意された、2トラック・レコーディング・アプリPreSonus Capture™ Duo(ステレオ版は無料・32トラック版は1,000円)を活用する事で、iPadへ直接レコーディングが可能になります。
更に、PreSonus AudioBoxシリーズには、高機能DAWソフトウェア
Studio One Artistが付属して来ます。
iPadに録音したデータは、Studio Oneへ直接ワイヤレス転送が可能。
転送された録音データをパソコン上でファイル編集したり、トラックダウン・ミキシングという作業が行えるという訳です。
私が子供の頃からすれば、ちょっとしたSFの世界の様であります。

PreSonus / AudioBox iTwo
AudioBoxには、マイク入力2系統、インストゥルメント入力2系統を持つAudioBox iTwoという製品もあります。

PreSonus / AudioBox iTwo
入力系統が増えただけで両モデルに大きな差はありませんが、AudioBox iTwoの方には背面にMIDI入出力端子が備えられています。
シンプル設計で扱い易く高性能。
そんなキーワードは当たり前になりつつあるオーディオインターフェイスですが、iPadを活用する事で更に解りやすくイージーオペレーションになっているように感じます。
iPadを操作して、録音時には演奏に集中。
編集やミックス作業はパソコンで。
なんともスタイリッシュで未来的な音楽制作法に思えてしまうのは、きっと私が歳をとったせいでしょう。
何故なら、これからの若者は、きっとそれが当たり前になっていくのでしょうから。

PreSonus / AudioBox iOne

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