新型ルーパーが発売予定という情報はかなり以前から出ていたものの、なかなか具体的な発売日が発表されていなかったBOSS新作ペダル。
BOSS 「RC-1 Loop Station」の発売日が11月22日と決定したようです。

BOSS / RC-1 Loop Station 《予約注文/11月22日発売予定》
ステレオイン/アウト仕様。
ワンコントロールのシンプルな設計と円形ループインジケーターが特徴の新型ルーパーペダルです。
見た目からして、大胆な改良が施されている様子が窺えますが、BOSSブランドからは既に幾つかのペダルタイプのルーパーが発売されております。

【期間限定送料無料】BOSS / RC-3 Loop Station
今回の新作「RC-1」と同サイズのBOSS 「RC-3 Loop Station」や

BOSS / RC-30 Loop Station
2フットスイッチ、アウトプットレベルを調整するスライダーが搭載されたタイプのBOSS「RC-30 Loop Station」等が発売されています。
従来機種2機種は、どちらも最大録音時間約3時間、最大保存フレーズ数99フレーズと使い切るのが難しい程の大容量を誇る高性能機でした。
また、その大きな容量に合わせて、データ管理を容易にする為のUSB接続端子が搭載されており、パソコンによるループデータ管理が可能な設計になっております。

BOSS / RC-1 Loop Station 《予約注文/11月22日発売予定》
では、見るからにシンプル設計になった新型RC-1。何が変わったのか。
RC-1の録音時間はステレオで最大約12分。
これまでのBOSSルーパーが、長時間録音可能・記憶可能量の大容量化を進めて来たのに反して、新型RC-1では適度な記憶量に変更されております。
短くなったとはいえ最大12分。十分と言いますか、適度と言いますか。オリジナル音源の「天国の階段」でも12分あれば十分おつりが来ます。
ルーパー=”フレーズ等を循環させる目的が主”と捉えると、長すぎる最大録音可能時間は逆に使い難いという結論に達したのかもしれません。
記憶容量が最適化されたことで、USB接続端子・機能は排除されています。
しかし、容量をコンパクトにまとめた事で動作状況をグラフィカルな表示へ反映する事が可能になりました。
RC-1の最大の売りとも言える、動作モードやループ状況を表す円形のループインジケーター。
視認性も良く、動作状況が分かりやすいこのアイディアは大変優秀なものであると感じました。

BOSS / FS-6 Dual Foot Switch
従来機種に搭載されていたリズム機能等が排除される一方で、操作性向上の為に別売フットスイッチが接続可能な点等は引き継がれております。
フットスイッチを追加する事で、ユーザーが操作法をカスタマイズ出来るというこの仕様は、実際の使用現場を考えた実戦的なアイディアだと言えます。
あくまでシンプル操作・設計にこだわったRC-1。
その分、価格も抑えられ、最近の新型BOSSコンパクトエフェクター標準と言える価格に近い価格になりました。
他のBOSSコンパクトエフェクター同様、9Vバッテリーアルカリ乾電池駆動も可能。
これからルーパーを使ってみたいという方にも安心。
他社製品のシステムや操作性に不満を感じて居た方にも注目の新型ルーパーペダルです。

BOSS / RC-1 Loop Station 《予約注文/11月22日発売予定》

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