2014年1月に開催されたNAMMショーで発表された、ある伝説のブランドの復活。
ジミー・ペイジをはじめとする、著名なアーティストが数多く利用した往年のアンプリファイ「Supro」です。

元々は、複数のパートナー会社からなるValco社から発売されていた「Supro」ブランド製品。
今回、商標権を購入したAbsara Audioから復刻される事となりました。
”かつての回路構造をそのままに生まれ変わった形”とされております。

今でも語り継がれるそのサウンドは、多くのクローンエフェクターとして再現されていることからも人気が窺えます。

今回登場の新「Supro」ブランドからは、24w出力の「1624T Dual-Tone」。
35w出力「1690T Coronado」。
同じく35w出力「S6420 Thunderbolt」と35W/45W/60W三つの出力切り替えが可能な「S6420+ Thunderbolt Plus」の計4機種が発売されました。
基本的に1ボリューム・1トーン。余計な物は一切ありません。
もちろんオールチューブ。2~4本の12AX7EHをプリ管に採用し、 パワー管は5881 / 6L6WGC採用です。(Dual-Toneのみ6973)
Dual-ToneとCoronadoモデルはチューブトレモロ搭載。
既に直輸入品として日本に入って来ては居たようですが、11月22日付けでサウンドハウスさんが「Supro」ブランドの日本正規代理店になった事を発表されました。
今後、国内でも手に入りやすくなると思われます。
伝説のブランド復活。Made in USA。
なんとも興奮を禁じ得ないニュースであります。
ついでに、元々「Supro」ブランドを展開していたValco社には、リゾネーターギターで有名なドブロ社(現在はGibson所有のブランド)も名を連ねておりまして、1960年頃にはエレキギター製品も扱っていたりしました。
独特なスタイル/構造のSuproブランドエレキギターは、現在でもコピーモデルが作られていたりします。

現代のエレキギターとはまた違った独特な存在感。
こちらも、Suproの歴史を物語る貴重な姿です。
更にこんなものも販売されていました。
”ヴィンテージ品”Suproアンプ搭載型ラップスティールギター。

世の中、凄い物が残っているものですね。

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