何かと話題の日本人エフェクトビルダー「
Shun Nokina」氏主催のエフェクターブランド「Leqtique」からまた新たなエフェクターが発表されました。

Leqtique / CLHD 【Caeruleum Lightdrive High Definition】
今回発表された、Leqtique「CLHD(Caeruleum Lightdrive High Definition)」は、これまであったエフェクターとは違う、少々変わったエフェクターである様です。
コントロールはシンプルに三つ。
ボリューム、ゲインと中央の「Definition(輪郭)」ツマミという構成です。
ゲインがあると言う事はブースターなのか?製品名には”Lightdrive”と表記されていますので、オーバードライブエフェクトなのか?
しかし、このCLHDは、ブースターともオーバードライブとも定義されておりません。CLHDはあくまでCLHDという事なのでしょう。
では、ブースターやオーバードライブでは無いのかと言うとまたそうでも無く、もちろんブースターとしても使え、ローゲインオーバードライブとしても使えるという新しい観点から制作されたペダルである様です。

Leqtique / CLHD 【Caeruleum Lightdrive High Definition】
Gain/Definitionをゼロにすれば、自然で原音に近いサウンドを得られるクリーンブースターとして使え、そこからGainを上げて行けば、コンプレッションやハイエンドのカットが得られるゲインブースターに。
更にDefinitionコントロールで音の輪郭を補正すれば、お好みのローゲインオーバードライブとして活躍します。
本機には、バッファーが搭載されていますので、Gainを絞り、Definitionコントロールで味付けを行えば、プリアンプ的な使い方も可能です。
一見、簡単そうな各機能に思えますが、これらの要素・使用目的を一台で賄おうとするのはなかなか大変であると思います。
それらを高次元で達成した「CLHD」は、単にブースターやオーバードライブとカテゴライズ出来ない新しい形のエフェクターであるように感じます。
本品動作は、9V ONLY。12V以上の電圧は故障の原因になると注意喚起されております。
9V ACアダプターもしくは、9V乾電池駆動に対応します。
流通数の少ないハンドメイド製品と言う事で、発売開始後すぐに完売という声も見かけます。
如何に「Shun Nokina」氏作品の注目度が高いのかを表している出来事だと言えます。
これまで、Shun Nokina Design/Leqtique製品が得て来た信頼の証という事なのでしょう。
お気に入りのアンプやエフェクターの可能性を更に広げるLeqtique「CLHD」。
幾通りもの使い方が想定出来る、マルチに活躍してくれそうなペダルです。

Leqtique / 9/9

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