世界を舞台に活躍を続けるご存知「B'z」のギタリスト松本孝弘氏。
これまで、Tak MatsumotoモデルとしてGibson レスポールや
DC(ダブルカッタウェイ)等のシグネイチャーモデルが発売されてきましたが、また新たなTak MatsumotoモデルがGibson Custom Shopより発売になる様です。

Gibson Custom / TAK MATSUMOTO FIREBIRD VINTAGE SUNBURST【予約受付中】
なんと、松本孝弘氏の新シグネイチャーモデルは、ファイアーバード型。
しかし、ファイアーバードと言っても、伝統のスタイルと言う訳では無く、松本氏の為に新設計された、まさにシグネイチャーモデルと言った感じのニューモデルとなっております。

Gibson Custom / 2014 Japan Special Run Limited 1965 Firebird VOS S/N 040105
クラシカルなスタイルのファイアーバードモデルと比べてみると、その差が良く分かります。
松本氏モデルはピックガードレス。ミニハムバッカーであったものが、フルサイズのダブルコイルピックアップに。
ピックアップセレクターの位置がレスポールモデル同様のボディ左サイドに。
コントロールノブは一つ少なく3つ。
アウトプットジャックは、2014年以降のFirebird同様にボディサイドへと移動。
何より、ファイアーバード独特のリバースヘッドとチューナー。(上記1965はクラシカルなバンジョーペグ採用型。現在のモデルではSteinberger ギアレスチューナーが採用されています)
松本氏シグネイチャーでは、レスポールモデル等に見られるGibson伝統のダブルサイデッドヘッドが採用されています。
チューナーは、リイシュー品 Kluson Deluxe採用だそうです。
世の中には、特別に作られたバナナヘッド採用レスポールモデルなんてものもありますが、ヘッドのスタイル/形状が異なるだけで全体の印象が随分と変わって見えるものです。
こうした点も、松本氏の為に特別に作られたギターという雰囲気を醸し出しております。

Gibson Custom / TAK MATSUMOTO FIREBIRD TRANS BLACK BURST【予約受付中】
今回用意されたボディフィニッシュは二種類。
ヴィンテージサンバーストとトランスブラックバースト。
どちらも、ファイアーバードスタイルのボディと良く似あう、豪華さを感じさせつつもスパルタンな印象のカラーデザインです。
ボディ材は、フィギアードメイプルトップに3ピースマホガニーのバック。
ネックは、ファイアーバードとしては異質の1ピースマホガニーにメイプルスプライン。(一般的にはトラスロッドを埋め込む際に使用されるメイプルの埋め木の事。指板材の下に隠れて見えません)
この辺りも、松本氏モデル専用の設計と言える部分です。
1ピースのインディアンローズウッド指板に施されるインレイは、アバロン貝によるもの。
Custom Shop製品らしい、豪華な装飾が施されております。
新型ファイアーバードとも呼べる素晴らしい逸品ですが、そこはCustom Shop製品、かなり高級な一本となっております。
これまでの事例を考えると、しばらくしたらEpiphoneブランド版TAKモデルFirebirdも発売されそうな気もするのですがどうなのでしょう?
もし、手の届きやすい価格でEpiphone版が発売されるのなら、それはまた人気モデルになりそうな予感が致します。
伝統デザインを上手く改良した松本氏モデル。
実にバランスのとれた、素晴らしいモデファイだと感じます。

Epiphone / Limited Edition Tak Matsumoto Signature DC Standard Aqua Blue 《豪華特典付き!/+80012》【期間限定超特価】

楽器の事なら石橋楽器!
- 関連記事
-
スポンサーサイト