元Peavey社のアンプデザイナー「ジェームス·ブラウン」氏が立ち上げたアメリカのブランド「Amptweaker」より、新作ハイゲインディストーションが発売になりました。

このブランドの製品としてはお馴染みの筐体デザイン、Amptweaker「FAT METAL」です。

以前よりAmptweakerブランドからはメタル用ディストーション「Tight Metal」や「Tight Metal Pro」と言った製品が発売されていますが、今回の新型「FAT METAL」は「Tight Metal」の機能を引き継ぎながらも特にローレンジの広がりを持たせ、“Black Gain”スイッチを追加。
よりダーティーなディストーションサウンドを得られる様工夫されました。

基本的なコントロールは四種類。
Volume/Tone/Gain/Tightと「Tight Metal」同様の四つです。
搭載ミニスイッチもミッドレンジに変化を与える”Thrashスイッチ”と内蔵ノイズゲートOn/Offは「Tight Metal」と同じ。
そして、新機能の“Black Gainスイッチ”が搭載された形になっています。
センドリターン搭載(Pre/Post選択可能)な点も変わりありませんが、「FAT METAL」には、「Tight Metal Pro」に搭載されていたSideTrakエフェクトループが追加搭載されました。
SideTrakエフェクトループは、FatMetal本体がONの間はOFF、OFFの時にONとなるエフェクトループ。
通常、本体動作と同期するはずのエフェクトループと逆の動きをするループ回路です。
SideTrakエフェクトループに別のディストーションを接続し、「FAT METAL」OFF時にバッキングサウンドとして利用したり、モジュレーション系エフェクトを接続してクリーントーン時にかかる様にセッティングする等、色々な活用が見込める良機能です。
ハンドメイドで作りだされる本機は、アダプター仕様時にLEDがコントロールノブを照らすお馴染みの仕様。
バッテリーボックスはマグネット式。開閉にドライバーが要らない親切設計。
トゥルーバイパス仕様。
Amptweaker製品らしい拘りの詰まった新型メタルディストーションです。
- 関連記事
-
スポンサーサイト